kuroのオススメとか

私が興味を持ったものの感想・レビュー、オモシロイと感じたことを紹介していきたいです。

蜘蛛ですが、なにか?

なろう系の小説の、女子高生が異世界で蜘蛛に転生した小説です。高校のクラス全体が先生も含め異世界に転生して、その一人が蜘蛛に転生してしまった設定です。大迷宮に転生して、最初は弱い蜘蛛だけど、死にかけながらレベルアップして上位種族になってとか、生き残りをかけてのバトルモノで楽しいです。合間に他のクラスメイトの人に転生者の話もあり、飽きずに楽しめます。後の巻では、話が大きくなって世界が壊れるのを守るとか勇者と魔王の戦いの人魔大戦とか世界のシステムとか神とか話がすごくスケールアップしていきます。

基本女子高生の一人称(「ないわ~」とか)で書かれており、レベルアップすると全快するとか、スキルがたくさんあるとか、軽い文体でサクサク進んでいくので楽しみに読めます。サイドストーリーで人に転生した友達、例えば、男が女に転生して友達として出会うとかあるので、蜘蛛ばかりの内容ではなく楽しめます。

設定資料集のEXが出たのですが、これは買いです。本編では絶対ない水着イラストや、キャラクターの絵付きの細かい設定、シュートストーリー(これが意外に面白い!)とか山盛りで載っています。

コミカライズも人が出てこないので難しいかと思っていましたが、うまくマンガ化できていて面白いです。蜘蛛子のアクションとかとか面白く描かれています。9巻はマザーとの戦いで管理者や魔王もでてきてどないしょ~状態です。このコミカライズの作者は、このブログにも載せている「暴れん坊少納言」と同じ作者で、どちらも私の好みでした。

2021年1月から2クール予定でアニメも絶賛放送中で、おもしろいです。声優の悠木碧さんが「私」の独り言をまくしたててがんばっています。

現在、小説版14巻、コミカライズ9巻、スピンオフもでています。

おすすめ度:★★★★☆

タイトル:蜘蛛ですが、なにか?

作者:馬場翁

挿絵:輝竜司

出版社:カドカワBOOKS

コミカライズ

作者:かかし朝治

出版社:KODOKAWA  

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人魔大戦のキャラクター

                              小説版(原作)

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                コミカライズ

アニメ化キービジュアル

アニメ化PVです。海外版もあるみたい。(英語版タイトル:So I'm a SPIDER, so what?


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