始まりの魔法使い
転生モノで、竜に転生した主人公が、なにもない原始生活している異世界で、はじめて魔法を作っていくストーリーです。竜で長寿命のため、歴史があり(竜歴0年から始まって6050年頃まで続いている)その間に何度かヒロインとの話があり、それらの話がメインです。学校を作って村を作って魔法は名前でできていることから発見して、と手探りで歴史が進んで近代化していく。あと、竜と人間とでは寿命差があって切ない話があったりします。ただエルフのヒロインは全巻通して大事なパートナーとして出ます。
挿絵のファルまろさんは他の作品にも描いているのですが、私は気に入っていて絵も楽しみでした。5巻でちゃんと完結していています。(もうちょっと続いてほしかった)
おすすめ度:★★★★☆
タイトル:始まりの魔法使い
作者:石之宮カント
挿絵:ファルまろ
出版社:富士見ファンタジア文庫