kuroのオススメとか

私が興味を持ったものの感想・レビュー、オモシロイと感じたことを紹介していきたいです。

ひとりぼっちの異世界攻略

なろう系のクラス全員異世界転生モノですが、この小説は少し変わっています、というか普通ではないです。文章が一人称で書かれていて、文体が「みたいな?」とか、会話もちぐはぐな掛け合い漫才のようなやりとりで癖がありますが、慣れると面白く感じます。

なろう系の最初のお約束の転生の魔法陣から逃げようとするところから普通じゃありません。神様から与えられるスキルは残り物しかなく、チートスキルはもうなくて売れ残りの微妙な無駄そうなスキルしか得られなかったりします。しかし、ぼっちなのですが、チートスキルに頼らず、斜め上の発想とかで、レベルとは関係無しでチートを超える異端の最強へなっていく話です。クラスメイトの女子委員長たちを助けようとしても、行動や言動が変なため、委員長たちからジト目を向けられることが多いけど、だんだんそれが楽しくなってきます。基本、みんな幸せになるストーリーです。

ヒロインは、1巻は学級委員長、2巻は甲冑委員長、3巻は尾行っ娘、4巻は王女さま、5、6巻は女子クラスメイトたち、7巻では踊りっ娘さんです。8巻は水着サービス回です。あと3巻辺りから18禁要素も少しあります。話は、ぼっちで洞窟ぐらしから、クラスメイトと街で暮らすようになり、迷宮皇である甲冑委員長やスライムさんと仲良くなり、辺境領が王国との戦争みたいな?話になっていきます。

コミカライズもされているのですが、あの文章からちゃんとまんがにできているのがすごいです(いやほんと)。雰囲気を壊さずストーリーを分かりやすく楽しく描かれていて、絵柄も良いので、コミカライズも超オススメです!

小説読んで、頭がウニになっているところを、コミカライズでストーリーを整理してキャラを見直すみたいな?感じで2度美味しいです。あと、コミカライズでは、主人公の遥がかっこよく?なっていますw

2024年秋アニメで放映中です。ストーリのベースはコミック版です。

おすすめ度:★★★★

タイトル:ひとりぼっちの異世界攻略

作者:五示正司 イラスト:ぶーた、榎丸さく

出版社:オーバーラップ文庫

 コミカライズ

作者:びび

出版社:ガルドコミックス(オーバーラップ)

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                小説(原作)

                 コミカライズ

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