kuroのオススメとか

私が興味を持ったものの感想・レビュー、オモシロイと感じたことを紹介していきたいです。

Unnamed Memory

2020年度「このライトノベルがすごい」(宝島社刊)の単行本・ノベルズ部門のW1位を取った作品。面白そうなので、I~III巻まで買って、評価通りとてもおもしろかったです。ライトかと思ったら、ハイファンタジーで結構ハードな内容で、いろいろな事件が起こり、飽きずに楽しめます。まだIV巻は買えてませんが、期待しても良いと思います。

内容は、子供が残せないという呪いを受けたファルサスの王太子オスカーが、最強の魔女ティナーシャの住む塔を訪れ、試練を見事踏破する。試練の報酬として、魔女だったら呪いは大丈夫だということで、魔女との結婚を願う。が、魔女は断固拒否。1年間限定の守護ということで妥協して、魔女は塔から下り、王子と王宮生活を始める。何かとあれば、王子から「で、俺と結婚する気になったか?」 「微塵もまったく全然。寝言言ってないで仕事なさい」という掛け合いをしながら良きパートナーとなっていき、惹かれていくのが読んでて面白いです。

 

f:id:kuro_bluemoon:20200406052411j:plain

f:id:kuro_bluemoon:20200405141437j:plain

おすすめ度:★★★★

タイトル:Unnamed Memory(アンネームドメモリー

作者:小宮九時

挿絵:chibi

出版社:DENGIKI(KADOKAWA